2009年9月6日日曜日

小さな旅 in DC

↑自分が住んでいるアパート、見た目は立派ですが、築五十年以上と、なかなかの古ツワモノです。


「ある朝、グレゴール・ザムザがなにか気掛かりな夢から眼をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な毒虫に変わっているのを発見した。」


とは、かの高名なカフカの小説、『変身』の冒頭の一節ですが、これを自分流に書き直すとすれば、


ある朝、Yがなにか気掛かりな夢から眼をさますと、時計が寝床の中で12時に変わっているのを発見した。『あれ~、8時に起きるはずだったんだけどなあ~』」 (YY著『安眠』)


となります。


 今日は本当は8時に起きて、自動車免許の書き換えに行くはずでして、そのために目覚まし時計もセットしたのですが、

「春眠暁を覚えず、あるいは春宵一刻値千金とは言うが、秋眠暁を覚えず云々とは言わないのはなぜであろうか。」

「早起きは三文の得、と言うが、たった三文ではアメが三つ買えるかどうかであって、費用対効果としてあまりにも割に合わないではないか。」

などといった深遠なテーマについて、ベットの上で思索を巡らせていたせいか、起きたのは12時過ぎになってしまいました。まあ、要すれば四度寝ぐらいしたせいなんですが。だって、最近DCの朝が涼しくて気持ちいいんですもの。


 とはいえ、北宋の政治家・大学者たる欧陽修によれば、文章を考えるのに適切な場所として、「馬上、机上、厠上」の三上を挙げており(これも最近読んだ本の受け売りですが。)、これを現代風にすれば、通勤電車の中・寝床の中・トイレの中になります。なので、毎週のように、ベットの中で何時間もゴロゴロしていれば、素晴らしい文章が書けるはずなのです! YY著『安眠』が芥川賞を取る日も、そう遠くはないかも知れません! オラ、何だかワクワクしてきたぞ。


 ・・・ええと、何の話でしたっけ。そうそう、小さな旅の話でした。ちょっと余談が過ぎたので、続きはまた次回にて。

 

 


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