2009年9月25日金曜日

アメリカの自動車免許

↑ヴァージニア州(アーリントン)の自動車免許試験場

 自動車社会のアメリカでは、自動車がないと買い物もままなりません。


 さすがにDCは首都ですから、地下鉄やバスが整備されているとはいえ、日本の食材を買うために近郊に買い出しに行く時など、やはり車が必要になります。

 ということで、先日、ようやく、ルイジアナ州の自動車免許を、ヴァージニア州(住所はヴァージニアなので)のものに書き替えることができました。(アメリカでは、各州がそれぞれ免許を発行しています。)

 「ようやく」というのは、州から州への免許書き替えについては、特に試験はなくて、単に書類を提出するだけのはずなんですけども、3回ほど、「あの書面がないから持ってこい」「この書面はダメだ」などと言われ続け、4回目にして、やっと書き替えられたからなんですね。
 問題は、手続を読んでもよく分からない、というか必要書類についてきちんとした情報がそもそも書かれていないことと、言うことが担当者によって変わる、ということです。



↑ヴァージニア州の免許試験場内。ニューオーリンズと比べると、広くてきれい。色々な民族衣装の人がいて、さすがアメリカ、と実感します。

 
 とはいえ、こんなのはちょっとした序の口です。本当に大変だったのは、ニューオーリンズで最初に免許を取ったときでして、聞くも涙、語るも涙の物語がそこには秘められていた・・・というほど大げさなもんでもないですが。
 たとえば、朝早く起きて、家から一時間近くかけてDMV(自動車関係の役所)に到着して、2~3時間待たされた挙句、ようやく順番が回ってきた、と想像してみて下さいな。その上で、



↑混雑するニューオーリンズの自動車免許試験場


〇 日本の免許があれば、講習免除と正式に書いてあるのに、「日本の免許ぉ? そんなのダメに決まってるでしょ。マニュアルに書いてある? 私は知らないわよ。いいから講習を受けなさい。」という ことで、書いてあることと際の対応が違います。


〇 別の日、再度別の担当者に確認したところ、やっぱり大丈夫ということだったので、そのまま手続き を進めようとしたところ、先日の職員が目ざとく自分を見つけて、「私が言ったとおり、講習を受けたんでしょうね? 必要ないと言われた? 知らないわよ(怒)。もう一度出直してきなさい。」ということで、担当者でもない職員の個人的意見(気分)で対応が変わります。 


〇 さすがに腹が立ってきたので、「マニュアルに書いてあって、しかもたった今、担当者からは問題な いと言われた。なぜダメなのか理解に苦しむ」と抗議したところ、警備員(でっぷり肥った黒人のおっさん。まあ、よく映画で出てくる、犯罪がはびこる街の汚職警官をイメージしていただければ)を呼ばれ、
そのまま裏口からつまみ出されました。ということで、反論すると追い出されます。
 
 まあ、こういったやり取りを繰り返し(ええ、50ドル余計に払って6時間の講習も受けましたとも!)、ようやく5回目にして免許を取得することができた訳です。
 あ、いかん、思い出しただけでまた腹が立ってきた。カルシウムカルシウム。


 個人的には、特に担当者が黒人の女性だったりすると、もうダメです。何がダメかといって、話す英語が癖があって聞き取りにくい上に、対応の悪さがハンパない。こちらの英語が下手だと分かると、とたんにイヤそうな顔になって、「オマエの言っていることはサッパリ分からん。まともに話せるようになってから出直してこいこのアジア人め」的なオーラをびんびん出してきて、ヘタに聞き返そうものなら、「Next line, please! (次の人、どうぞ!)」と言われておしまいです。そういえば、前回のニューオーリンズも、今回のヴァージニア州も、担当者は黒人女性でありました・・・。


 ちなみに、役所もひどいですが、ファストフード店の黒人店員の態度の悪さも異常。スマイル0円どころか、逆に客(自分)の方が愛想笑いでもしないと、なかなか注文も取ってくれないことがしばしば。なんか間違っているよ! いやあ、英語を勉強する意欲がびんびん湧いてきましたよ!
 
 逆に白人の人は、比較的親切な人が多いように思います(あくまで個人的な経験則ですが)。もちろん、黒人の人も、親切な人は非常に親切なのですが、冷たい人は非常に冷たい。アメリカ社会における黒人差別のうっぷんを、英語が下手な外国人相手に晴らしているでねーの、と思わず勘ぐりたくなります。


 日本にいた時は、コンビニの若い店員さんが、レジ打ちしながら談笑していたりすると、「勤務中に不謹慎だなあ。それとも何だ、オレがケーキを買ったのがおかしいってのか! 『だからメタボるんだよ』とか内心で思っているに違いないんだ、クソッ」(※被害妄想です)などと一人憤慨していたりしたものですが、ごめんなさい。自分が間違ってました。アメリカの店員の態度の悪さと比べたら、日本の店員さんは神様です。


 もっとも、移民社会であるアメリカでは、こうした(日本人から見れば)愛想のない対応も、やむを得ないところがあるのかな、と思わざるを得ないところもあります。

 多種多様な人種・言語・文化のるつぼであるアメリカでは、同一の文化・価値観を前提とした日本のような、きめ細やかなサービスを期待するには無理があります。また、サービスが悪ければ個人で抗議して対応せよ、というのもアメリカのカラーで、以心伝心、言わずとも分かるでしょ、的な日本の考え方とは相当異なる訳です。


 むしろ、先日もお話した日本のガラパゴス化の件とも絡んできますが、日本人はあまりにぬるま湯の社会につかり過ぎていて、温室栽培になっているではないか、という気もしなくはなく。アメリカのように、自分の主張をきちんとしなければ、満足にサービスも受けられない、という社会の方が、個人個人が鍛えられて、生き馬の目を抜く国際社会では強いでしょうから。
  
 そのあたりの、日米の考え方や風習の違い方は、また別の機会にでも。


 そういえば、ナンバープレートも交換したのですが、有効期限がなぜか来月の10月末まででして(えー)。また来月も行かなければならないと思うと、今から胃のあたりがズンと重くなってきましたよ・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿